アトピー性皮膚炎 悪化要因を取り除く住まいの環境を見直そう

悪化要因を取り除く住まいの環境を見直そう

アレルギー反応を起こす抗原でもっとも多いのはダニとハウスダストです。居住環境や習慣を見直して、できるだけ悪化要因を減らしていきましょう。

  • ●まめに掃除をして、ほこりやダニを取り除く
  • ●じゅうたんよりはフローリングに
  • ●掃除しやすいように家具を配置する
  • ●掃除機はダニ用のフィルターパック式にする
  • ●フトンにも掃除機かける
  • ●フトンを日光消毒(その後、ダニを掃除機で吸引)
  • ●不要なぬいぐるみは捨てる
  • ●毎日、窓を開けて外の空気をいれる
  • ●ペットの室内飼いは避ける。

 また、とくに冬場に気をつけたいのは温度と湿度の調整です。密閉された部屋で暖房を使用するとどんどん乾燥は進みます。冬場の快適温度は一般的に18~20℃、湿度は40~50%。睡眠中は低体温になるため皮膚が乾燥しやすい状態になるので、寝室の湿度は50~60%が理想です。暖房は寝る前には切りましょう。

衣類、食事の注意点

直接肌にふれる下着は、刺激の少ない木綿などをおすすめします。衣類や寝具カバーの洗濯は頻繁にし、洗濯物はよくすすいで、よく乾かしましょう。
ふだんの生活では充分な睡眠、適度な運動、暴飲暴食はしないといった基本的な生活リズムを整えることが重要です。食事は刺激の強い香辛料はひかえ、主食(米、パン、麺類)、主菜(肉、魚、卵、大豆類)、副菜(野菜、きのこ、海藻類)がバランスよくとれているかもチェックしてみてください。

2012.11.30 15:01

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