冬の乾燥対策*保湿剤の特徴を知ろう

保湿剤の特徴を知ろう

保湿剤の役割は、皮膚から水分の喪失を防ぐことと、外的な刺激から皮膚を守ることで、製剤の種類によって特徴があります。
尿素入りの軟膏は、皮膚に水分を保持して潤いをあたえる作用があります。市販品の多くに入っているので、手軽に使える点がいいですね。ただ、刺激感があるので、あれた肌やあかぎれなどの傷口に塗るとヒリヒリすることがあります。

そのような場合には、ワセリンを試してみるのもいいでしょう。ワセリンは、ほとんどが脂質成分で、特別な薬効はありませんが皮膚をコーティングして水分の蒸発を防ぎ、安価です。塗り心地が、ベッタリしてしまうのが難点です。

保湿性、ぬり心地もいいヒルドイドクリーム

病院でよく処方されるヒルドイドクリームは保湿性が高く、ぬり心地も良く、刺激もほとんどありません。総合的には使いやすい保湿剤といえます。
クリームだけでなく、乳液や化粧水タイプもあります。
ほかにも、角質の脂質成分であるセラミドを含む保湿剤は、アトピーによる乾燥にも効果を発揮します。

2010.12.01 18:03

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