日焼けは皮膚病、シミの元。 予防を心がけて

5月になると紫外線量は急激に増えてきます。快適な季節で戸外に出ることも多くなる一方で、紫外線対策が充分にできていない。紫外線要注意の時期です。日焼けの積み重ねが、後にたいへんな皮膚病や肌の老化をまねいてしまうこともあります。男女、年齢に関係なく、今日からぜひ日焼け予防を心がけてください。
日光(紫外線)を浴び続けたことがおもな原因で起こる病気に「日光角化症」があります。60才を過ぎた方に多く発症し、放置すると皮膚がんになる可能性が高い病気です。おもに頭や顔、手の甲などに、紅色や黄色味がかったシミが発症し、多くは表面にカサカサしたうろこ状のものやかさぶた、イボのような盛り上がりなどがみられます。
かゆみや痛みがないので本人は気づかないことも多いので、ご家族の方が気をつけてあげましょう。カサカサしたシミがあれば受診をすすめて下さい。塗り薬でよくなる治療があります。

UVケア&ビタミン補給が肌老化を予防

美容面でも紫外線の影響は侮れません。シミ、シワ、たるみ、くすみなどの肌老化の原因は、実に80%が紫外線による光老化です。自然老化はわずか20%にすぎません。つまり、紫外線から肌を守るためのライフケア(帽子、長袖、サングラスの着用、UVケアなど)を実践することが肌老化を予防するポイントです。同時に紫外線を浴びることなどから生じる活性酸素に負けないように、肌ダメージを修復するビタミンAや抗酸化ビタミン類を肌に適切に補給しておくことが、若々しい肌を保つ秘訣となります。

2013.04.30 15:48

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