ビタミンAがお肌にイイわけ

今月はビタミンのなかでも健康な肌に欠かせない「ビタミンA」についてのお話です。
ビタミンAはもともと皮膚のなかに「レチノール」としてある物質です。抗酸化作用があり、天然の日焼け止めとして肌を守っているほか、肌の生まれ変わり、新陳代謝を促す重要な役割を果たしています。過剰な紫外線を浴びて皮膚内のビタミンAが破壊された肌は代謝が落ちてシミやシワ、ニキビなど様々な肌トラブルがあらわれます。

ニキビ、アトピー、光老化のすすんだ肌にも効果

ニキビ肌でお悩みの方に、ビタミンAトリートメントを週1回受けていただく、集中ケアを処方したところ、2ヶ月ほどでニキビが改善していきました。さらに継続すると、日増しに肌のキメが細かく整い、肌全体がワントーン明るくなり、ニキビができにくい肌質へと変っていかれました。アトピー肌の場合はかゆみや赤みを抑え、年齢肌では、くすみがとれて透明感がでてくる効果がみられました。経過に個人差はありますが、ビタミンAには、肌本来の力をとりもどし、健やかな肌へと導く働きがあります。

肌の状態に合わせてステップアップ

ビタミンA配合のスキンケアでは、当初、角質がめくれるなどの「ビタミンA反応」が起こることがあります。これは一時的なものでその後は回復していきます。肌が慣れてきたら徐々に濃度を高めてビタミンAの効能をいかしていきます。興味のある方は専門のカウンセラーがいますのでお気軽にご相談ください。

※ビタミンA導入トリートメントの症例写真はホームページに掲載しています。

2013.08.01 15:03

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