「光老化」から肌を守ろう

「光老化」から肌を守ろう

皮膚の老化は、実に80%が「光老化」が原因です。皮膚に影響する紫外線には、UV-B波とUV-A波があり、皮膚表面に炎症や日焼けを起こすのがB波。対してA波は皮膚の奥深く真皮にまで届いて、肌のハリや弾力を支えるコラーゲンなどをつくり出す細胞を傷つける曲者。一見、ダメージが少ないように見えても、じわじわと肌に蓄積されて、深いシワやたるみを誘発します。年間を通して降り注ぎ、その量はB波よりはるかに多いので油断できません。季節や天候に関わらずUVケアをすることを習慣にして下さい。

日焼け止めは塗り方に注意

UVケアを選ぶときには、B波、A波から守る「SPF」、「PA」に注目してみて下さい。ただし数値が高ければ良いというわけではありません。SPFは30を超えるとそれほど効果に差はなく、PAも日常使うのであれば「++」で充分です。大切なのは、必要量をきちんと塗り、数時間おきに塗り直しをすること。頬骨辺りや鼻は念入りに、首や耳の裏側もお忘れなく。敏感肌のひとは、紫外線吸収剤が使われていない低刺激のものがいいでしょう。

2010.08.01 14:21

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