乳児・幼児の皮膚トラブルも皮膚科でご相談いただけます

小児皮膚科のなかには、乳児(1歳未満)や幼児(1歳以上6歳未満)にみられる皮膚症状を主とした疾患が多くみられます。これらは治療経験がある皮膚科医によって適切に対応することが必要になります。
例えば、アトピー性皮膚炎に関する最近の研究では、乳幼児からの適切なスキンケアが将来の症状に影響を与えることがわかってきました。
当院では、年齢に関わらず皮膚トラブル改善の基本となるスキンケアにこだわった治療を行っています。とくに乳幼児は皮膚が未熟でデリケートな状態なので、将来の健康な肌づくりができるようなアドバイスもさせていただいています。

子どもによくある皮膚病

■小児のアトピー性皮膚炎
遺伝因子として、家族に鼻炎や喘息の方がおられるとアトピー性皮膚炎になる可能性があります。環境因子は、例えば動物を飼っているなどの生活環境の影響です。
治療は、スキンケア、漢方治療、ステロイド外用治療、内服治療、食事や生活改善など。個々人に応じた最善の治療を行います。
■ウイルス性イボ
子どもの手足によく見られます。
治療は液体窒素による凍結療法が一般的です。大きさや程度により、数回から数十回治療を要することもあります。
■とびひ
あせも、怪我、虫刺され、アトピー性皮膚炎などで、傷ついた皮膚に細菌が感染して起こります。水ぶくれのようになり、どんどん広がります。
治療は抗生剤の内服と塗り薬です。
2016.11.01 13:56

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