夏の疲れは、帯状疱疹(ヘルペス)を誘発します

初秋の頃には、夏の疲れから帯状疱疹で受診される方が増えてきます。
帯状疱疹はヘルペスとも言われ、みずぼうそうの再発です。加齢やストレス、疲れなどで抵抗力が落ちると発症しやすくなります。発症する部位はさまざまで、体の左右どちらかにピリピリとさすような痛みが起こり、続いて小さな水疱が帯状にあらわれます。痛みがない場合もありますが、たいていは水疱の周囲を中心に痛みを伴います。

帯状疱疹後神経痛を残さないように、早めに治療を!

ヘルペスウイルスは、体のなかでどんどん数を増やしながら皮膚や神経を攻撃します。長引くとダメージも大きくなり、皮膚の症状がおさまっても、その部分の神経に傷がのこって、痛みだけがいつまでも消えないこともあります。なかには数年にわたって痛みが続く場合があります。こうした帯状疱疹後神経痛を残さないためにも体の片側に痛みを感じたら、早めに受診してください。

2017.09.05 14:06

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