11億人が音響外傷による難聴予備群

スマートフォンなどの個人用音楽デバイスの普及や音楽・スポーツイベントなどでの大音量に長時間暴露する機会が増えることで、若者の間で音響外傷による難聴のリスクが懸念されています。
WHOは中~高所得国対象に行った解析により12~35歳の若年層の50%近くが、個人用の音楽デバイス使用により危険なレベルの音量に暴露していると推定しています。
参考までに)
一日に許容可能な騒音レベルの上限が決められています。
たとえば航空機だと1秒未満、ブブゼラ(ラッパの一種でサッカーの試合などで吹き鳴らされている)だと9秒、ポップコンサート28秒、ドライヤー15分などです。なかなかこの基準を守るのは難しそうですね。

2015.03.31 11:51

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