花粉症速報 2015年は昨年の約1.4~2倍

2014年の夏は、晴れて暑い日もありましたが、2013年夏、2012年夏など、近年の夏に比べると雲が広がりやすく、雄花の生育にやや不向きな状況となりました。
また、花粉の飛散量は多い年(表年)、少ない年(裏年)が交互に訪れ、2015年は表年にあたります。
このような天候や、飛散量の傾向を考慮した結果、2015年春の花粉シーズンは、平年の100~130%となる予想です。
また、2014年と比べると同程度の飛散量となる所もありますが、大阪府・奈良県では2014年の140~150%、兵庫県や京都府では170~200%となる予想です。
近年の表年のシーズンに比べると、飛散量はやや少ない傾向になりますが、平年以上の飛散量となる予想ですので、早めかつ十分な対策が必要になりそうです。
最近はこの時期にアトピー性皮膚炎が悪化しやすくなったり、顔面に湿疹ができやすくなったりする方が増えるので注意が必要です。

2015.03.03 13:07

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