アレルギーの新しい知識 その2

前回は、荒れた肌からアレルゲン(アレルギー物質)が侵入することでアレルギーを起こして治りにくくさせている、というお話をしました。赤ちゃんの場合にもこのような問題が心配されています。赤ちゃんは肌が弱くて荒れやすく、特に離乳食を始めだしたころは、よだれも多く口の周りがただれることがよくありますこのような状態を放置して、食事を食べ続けると徐々に食物の成分が皮膚から体内に侵入し、アレルギーの原因になることがあります。特に、大きくなってもなかなかよくならないアトピー性皮膚炎の要因になっているのではないかと考えられています。あまり強い薬を使い続けるのも問題ですが、それを気にするあまりに肌荒れを放置していると将来的アレルギー症状が長引く場合もあるので注意が必要です。

2014.03.11 10:12

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