一夫多妻で冠動脈疾患のリスクが4倍超に
独身男性に比べ、既婚男性は健康状態が良好で寿命も長いということは医学的にも証明されています。
では、妻が複数いればさらに健康状態はよくなるのだろうかということに対してデータが出ました。
一夫多妻制はアフリカや中東、中央アジアや東南アジアの一部地域に見られます。妻が2人以上の男性では、妻が一人の男性に比べて冠動脈疾患リスクが4.6倍になるということがわかりました。また妻の数が増えるに連れてリスクも上昇するようです。
この背景には複数の妻の住居を確保し、生活を維持するための経済的負担や精神面での負担、すべての妻たちを平等に扱わなければならないことから生じるストレスなどがあると推測されています。良いのか悪いのか難しい問題です。