薬物について その1

最近、日本国内でも危険薬物に関する事件が多く報道されていますが、今年の6-7月にかけてリスボンで薬物に関する大きな研究会が行われました。世界では15-64歳の5.2%が最近1年間に違法薬物を使用しており、種類別では、大麻が3.8%、覚せい剤が0.7%、オピオイドが0.7%、コカインが0.4%のようです。
違法薬物の使用率は米国、オーストラリア、欧州は世界平均より高く、日本は世界平均より低い。欧米では大麻、コカイン、オピオイドが多く、日本では覚せい剤、危険ドラッグが多いようです。危険ドラッグは入手が容易で、日本の成人の約0.4%、中学生の約0.2%は使用経験があるようです。スペインでは14-18歳の1.4%、米国では15-16歳の7.4%が危険ドラッグの使用経験があるということです。

2014.09.02 15:36

TOP