疥癬(カイセン)診断と治療に朗報!

疥癬は、ヒゼンダニという小さなダニが皮膚に寄生して生じる 感染性皮膚疾患です。医療従事者や介護福祉者にとっては悩ましい疾患です。時に介護施設で爆発的に集団感染を起こすことがあります。診断が難しいことと、感染力が強いためにあっという間に広がることがあります。
しかし、ここ最近になって診断と治療に朗報があります。ダーモスコピーという器具を使って診断がしやすくなり疥癬を見逃す可能性が減りました(100%ではないのですが)。くわえて内服薬の登場によって診断さえできれば治療が速やかにできるようになりました。
さらに小児では内服薬の安全性が問題でしたが、今年になり新しい塗り薬の使用が認められ治療の幅がひろがりました。

2014.10.07 12:03

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