座ってばかりの生活は、肥満の約2倍有害である可能性があると、「American Journal of Clinical Nutrition」に1月14日掲載されました。しかし、1日20分の早歩き程度の運動により、早期死亡リスクを30％低減することが可能だとしています。
研究の筆頭著者である英ケンブリッジ大学のUlf Ekelund氏は、「運動不足の人は、運動量をわずかに増やす努力をするだけで大きな健康効果が得られる」とし、このリスク低減は、正常体重、過体重および肥満のいずれの人にも認められたということです。
米ニューヨーク大学メディカルセンター（ニューヨーク）のSamantha Heller氏は、「ヒトの身体をみると、骨や筋肉は不規則な変わった形をしている。この筋骨格の構造から、人体は動くためにできていることがわかる」と述べています。
やはり、少しでも運動する習慣が大切ですね。
買い物に歩いて行ってみたり、駅も階段を上ったり、手軽にはじめられる「歩く」ことからはじめてみてはいかがでしょう。