最近、増えている疾患
皮膚科の疾患は夏に悪化するものが多いので、そろそろ快適な気候になってくるので一息つくころです。しかし、今年は以下の2疾患がここ最近になって増えているように思います。
チャドクガによる毛虫皮膚炎
9月に入って増えてきました。思い当たることがないのに、急に体に痒くてブツブツしたものが出来た場合は、注意が必要です。周期的に流行を繰り返すことがあります。今年は夏前にもそこそこ多くの方が被害にあっていたのですが、どうやら当たり年かもしれません。
帯状疱疹
夏の疲れが出るのか、気候の変わり目なのか8月下旬から9月上旬に、例年増えることが多いのですが、特に今年は多いです。
体の片側だけに赤みや、痛みが出るようなら皮膚に症状がなくても受診をおすすめします。
早期の治療が後々の痛みを予防することになります。