★宇宙と高齢者★

一見関係がなさそうな両者ですが、最近の研究で意外なことがわかって来ました。
宇宙空間で活動する宇宙飛行士は、1ヶ月で骨密度が1.5%、骨強度が2.5%低下、そのスピードは骨粗しょう症の方のおよそ10倍といわれています。また背筋や下腿三頭筋も1日で1%萎縮し、そのスピードは寝たきり状態の2日分、高齢者の半年分に相当します。フライト前からフライト後にかけて、骨や筋肉の状態をチェックしてどうすればスムーズに回復できるかなどが研究されています。
宇宙空間で人体の研究をすることが、高齢者やリハビリの治療に役立つとは想像がつきにくいでしょうか。

2011.09.12 10:06

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