足がくさい! とお悩みの方へ

足のにおい、気になったことはありませんか。
においは、皮膚につく雑菌と汗が反応して生じます。足の裏はとくに汗をかきやすい部位なので、程度の差はあれ長時間、靴下をはき替えなかったり、通気性の悪い靴を履いていたりすると雑菌が増殖して、においは発生します。
汗をかく前に足をこまめに洗えればいいのですが、実生活ではそうはいきません。そうなると、雑菌をできるだけ減らすことを考えましょう。
吸水性の良い素材(綿や絹など)の靴下を着用する、汗をかいたら履きかえる、ときどき靴を脱いで通気性を良くする、同じ靴ばかり履かない、入浴時には、指の間までていねいに洗い、洗った後はしっかり乾かしましょう。

気になる臭いを防ぐ、ぬり薬も処方しています

「足がくさくて、皮がむけるので"水虫"だと思って、水虫薬を塗り続けたんですけど、いっこうに良くならなくて・・」と、かなりせっぱつまったご様子で来院される方もおられます。水虫を合併しているかどうかは検査をすればすぐにわかりますし、正しい治療薬でなければ改善しません。
においの元となる雑菌を減らすための治療は、抗菌外用剤のほか、においを防ぐクリームやスティック(ミョウバン配合・医薬部外品)も処方しています。
足のにおいが気になったら、遠慮はいりません。どうぞ気楽に相談してください。

2012.06.29 13:31

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