花粉皮膚炎ってなに?

今年も花粉症の季節がやってきました。眼のまわりや顔全体がカサカサしたり、かゆみのある人はいませんか。このところ、結膜炎や鼻炎といった症状だけでなく、こうした花粉による症状がふえていて、これが花粉皮膚炎です。
女性に多いのは、もともと皮膚が薄い眼のまわりの化粧や化粧落としが皮膚に刺激となるためです。これまでなんともなかった化粧品が急にあわなくなることもあります。

花粉を避けて、保湿でガード

花粉などの刺激物質の量や接触時間に比例してアレルギーの症状はでやすくなるので、外出後はすぐに顔を洗うようにしましょう。洗顔は刺激の少ない洗顔料を選び、こすらないように泡で洗ってください。外出先でも症状がつらければ、ぬれタオルでかるくおさえて花粉を落とします。
治療は、保湿をすることが基本です。医療用のローションやクリームで皮膚を保護するだけで楽になるかたもおられます。かゆみが強ければ、軽めのステロイド系の塗り薬や花粉症を抑える抗ヒスタミン剤を服用してもらいます。また乾燥肌をケアする保湿トリートメントもありますのでご相談ください。

2014.04.01 14:35

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