口唇ヘルペスって、どんな病気?

風邪で熱がでたり、疲れやストレスがたまったときに唇や口のまわりにできる小さな水ぶくれを口唇ヘルペスといいます。単純ヘルペスウイルスが原因でおき、一度感染すると神経節にひそんでいて、何らかのきっかけで再感染や再発を繰り返します。再発のきざしは、ピリピリ、チクチク、ムズムズなどの熱感や違和感、かゆみ。半日以内に、その違和感のあった部分が赤くはれてきて、2、3日後に水ぶくれができます。

タオルは共用しない

単純ヘルペスの感染力はとても強く、直接的な接触だけでなく、ウイルスがついたタオルやグラスを介しても感染します。タオルや食器類は必ず分けましょう。免疫機能が未発達な赤ちゃんとの接触には充分に気をつけてください。また自分自身にも感染するので、コンタクトを唾液で濡らして装着したりしないように気をつけてください。水ぶくれが破れると痕が残ることもあります。できるだけ患部にはふれないようにしましょう。

早めの治療が効果的

抵抗力が落ちると再発しやすくなります。日頃からバランスのとれた食事や十分に休息をとるなどを心がけてください。それでもいちど感染したウイルスは一生、体内に居るので、医師に相談しながら上手につきあっていきましょう。再発のピリピリを感じたり、赤くはれるなどの症状がでたら、できるだけ早い時期に治療を始めるのが決めてです。

2009.10.01 17:22

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