「とびひ」が増えています

虫さされ、湿疹、治りにくい時は早めに受診を

とびひは、夏の暑い時期にお子さんに多い病気です。虫さされ、すり傷、湿疹、あせもを放っておくと、そこにバイ菌が入って起こります。はじめは、水ぶくれができて、それが破けるとどんどん広がります。治りが悪いなと思ったら、早めに受診して下さいね。
また、比較的少ないですが、かさぶたのできるとびひもあります。この場合は、熱がでることもあるので注意が必要です。

お風呂、プールは入らない。タオルは別にして。
患部はシャワーで流して清潔に

治療中は、湯船にはつからず、シャワーを浴びて体を清潔にすることが大切です。患部をこすらないように気をつけて、石鹸の泡でやさしく洗いましょう。
絆創膏(ばんそうこう)やガーゼなどで患部をガードしてしまうのはよくありません。密閉された状態で菌が増えたり、剥がすときに皮膚を傷つけてしまい、そこにまた菌がついて広がってしまいます。
とびひは、他の人にもうつるので、完全に治るまでプールはがまんしましょう。おうちでも専用タオルを使うなど、感染予防には気をつけてください。

2008.07.01 18:05

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