アトピー性皮膚炎の新しい治療薬
「デュピクセント」

これまでのアトピー性皮膚炎治療で十分な効果が得られなかった、中等症状以上の成人の患者さんに向けた、新しい治療薬「デュピクセント」が開発され、えいご皮フ科奈良院と西宮院で導入しました。


最初はクリニックで注射します

デュピクセントは、皮下でかゆみや炎症を起こしてバリア機能を低下させる「IL_4」と「IL_3」という物質(サイトカイン)を抑制する新しい注射型のお薬です。
皮膚の内部で起きている炎症反応を抑えて皮膚症状を改善します。


補助具があるので安心して使えます

投与開始日には、2本、その後は2週間に1回1本のペースで皮下注射を継続していきます。慣れてくると患者さんがご自身で注射をしてもらうことで通院のご負担もありません。自分で注射をすると聞くとびっくりされるかもしれませんが、ご自身で取り扱いができるまでは、看護師がしっかりフォローしますのでご心配ありません。この新しい治療について興味のある方は医師におたずね下さい。

2020.08.20 09:51

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