'とびひ'にご用心!

虫刺され、あせもをひっかいて発症

お子さんの虫刺されや湿疹がいつまでも治らず、水ぶくれができたり、赤くジュクジュクしていたら、とびひの疑いがあります。とびひは、虫刺され、あせも、すり傷や湿疹などをかきむしって皮膚のバリアが弱くなったところに、バイ菌が入り発症します。患部にさわったり、かいたりしてどんどん広まります。ひとにも感染するのでご家庭ではタオルは分けましょう。

清潔第一。お薬は途中でやめない。

治療の第一歩は入浴や手洗いで皮膚を清潔にすること。爪も短く切っておきます。入浴は、湯ぶねに入るのはやめておきましょう。患部は石けんをよく泡立てて、こすらないように気をつけながら洗い、シャワーでしっかり流します。
抗生物質の軟膏は1日に2回、朝と入浴後に塗ります。じゅくじゅくしているときは、ガーゼで保護します。症状に応じて、かゆみ止めやかのう止めの薬も服用して、短期間で治す方が良いでしょう。数日で良くなることが多いですが、薬は途中で止めずに、きちんとお子さんに飲ませてあげて下さい。

2011.06.28 14:18

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