足のかいかい、それってホントに水虫?

日本人の大人の4人に1人が悩んでいる水虫ですが、実は目で見ただけでは正しく診断することはできません。驚くことに、水虫だと思って診察にこられる方の3人に1人は他の病気なのです。
水虫と診断するには、真菌検査で菌を見つけることが必要です。検査は簡単で痛みもありません。水虫かな?と心配な方は、一度、検査を受けることをオススメします。
水虫は、正しい診断のもとで、正しい治療をすれば、治る病気なのです。しかし、あなたのその痒みが「水虫」でなければ、どんなによいお薬を塗っても治りません。

爪水虫は菌の隠れ家。水虫サイクルと絶つ!

皮膚に感染した水虫を放っておいて、爪にまで広がってしまったのが爪水虫です。皮膚の水虫はぬり薬で治りますが、爪水虫は飲み薬でないと治りません。特に 糖尿病や免疫が低下している方は、思わぬ病気を併発してしまうこともありますので、異常に気づいたら早めに受診してください。
いったん水虫になってしまった爪は白癬菌の隠れ家となり、塗り薬などで足水虫が治った!と思っても、爪から菌が供給されて、また水虫に・・。この水虫サイクルから何とか抜け出さなくてはなりません。完治するには新しく爪が生えかわるまでの時間、半年から1年が必要で、根気のいる治療となりますが、パルス治 療など服用期間の短い治療法もあるのでご相談ください。

2007.06.01 16:34

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