受動喫煙。子どもへの影響

一般的に、受動喫煙がよくないことは理解されていると思いますが、具体的にどれぐらいの問題があるかについての報告が最近ありました。
2歳児で高レベルの受動喫煙に暴露された小児では、同時期に暴露されなかった小児に比べて7歳児における肺機能低下リスクが高いことが判明。しかも女子の肺機能低下は男児の6倍にもなったとのことです。また家族に1人以上の喫煙者がいる小児の4人に1人は、成人の喫煙者と同居していない小児よりニコチン値が2倍以上高く、呼吸器疾患や喘息の発症と悪化に関連付けられています。
喫煙は自分自身だけでなく家族にも影響があるので小さなお子さんがいる家庭では十分配慮した行動が必要だと考えられます。(米オハイオ州シンシナティ大学の報告)

2012.10.01 15:42

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