飲酒で膵がんの死亡リスクが高まる

飲酒は口腔、咽頭、喉頭、食道、肝臓、大腸、乳房などのがんと関連があることが知られています。

またすい臓との関連では、大量飲酒が急性または慢性の膵炎を引き起こすことが知られていますが、膵がんについては決定的な関連は示されていませんでした。

最近の研究でアルコール飲料の種類別にみるとウイスキー、ブランデー、ジン、ラム酒などの蒸留酒を1日3杯以上飲む人で、膵がんによる死亡リスクが有意に高いことがわかりました。

しかしながらビールやワインでは関連は認められませんでした。

アメリカにおける研究なので日本酒に関するデータはなかったようです。いずれにせよ暴飲暴食はできるだけ控えてくださいね。

2012.12.04 10:58

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