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ほくろ除去後に「再発」するのはなぜ?原因と再発を防ぐための確実な治療法を皮膚科医が解説

2026/01/09

ほくろを除去したのに、時間が経つと再び色が戻ってくる。

そんな悩みを感じていませんか?

この記事では、ほくろ除去後に再発してしまう原因とその防ぎ方を、皮膚科医の視点からわかりやすく解説します。

治療法の選び方からアフターケアまで、確実に再発を防ぐための知識が得られます。

1.  なぜほくろは「再発」してしまうのか?

ほくろを除去したのに、しばらく経つと再び同じ場所に色が戻ってくることがあります。

多くの方が「再発したのでは?」と不安になりますが、実はその原因はひとつではありません。

ほくろをつくる細胞の残存、治療方法の深さの違い、あるいは再発ではなく炎症後の色素沈着など、見た目が似ていても仕組みが異なる場合があります。

1-1. ホクロの細胞(母斑細胞)が根元に残っている

ほくろは「母斑細胞(ぼはんさいぼう)」というメラニンをつくる特殊な細胞が皮膚の奥で増えることで生じます。

レーザーや浅い切除で表面だけを取り除いた場合、皮膚の深い層に母斑細胞が残っていると、時間の経過とともに再びメラニンが生成され、同じ場所に色が浮かび上がって見えます。

これは「再発」と呼ばれますが、完全に取りきれなかった結果であり、悪性化などを意味するものではありません。

再発を防ぐには、母斑細胞を根元から除去する治療計画を検討することが大切です。

1-2. 治療法による深達度の違い

ほくろ除去には主に「レーザー治療」と「メスによる切除手術」があります。

それぞれの方法にはメリットとデメリットがあり、除去の深さ(深達度)が再発率に影響します。

1-2-1. レーザー治療の場合

レーザー治療は皮膚表面から光エネルギーで母斑細胞を除去する方法で、一般的には痛みやダウンタイムが少ない傾向にありますが、個人差があります。

しかし、深い位置にあるほくろにはレーザーが届きにくく、細胞が一部残ることがあります。

その結果、数か月から数年後にうっすらと色が戻るケースもあります。

再発を避けるためには、浅いほくろに適用するなど、適切な症例選定が大切です。

1-2-2. メスによる切除手術の場合

メスでの切除は、ほくろを皮膚の奥の層ごと取り除く方法で、再発しにくい傾向があります。

特に大きめのほくろや盛り上がりのあるタイプに向いています。

ただし、傷跡が残るリスクもあるため、縫合技術やデザインの工夫が求められます。

医師がほくろの深さや形を見極め、切除範囲を慎重に決定することが成功につながります。

 

項目 レーザー治療 切除手術
適応するほくろのタイプ 小さく浅いほくろ 大きい・盛り上がりのあるほくろ
再発リスク やや高い(細胞が残る可能性あり) 低い(根元まで除去可能)
施術時間 数分程度 20〜30分程度
傷跡 ほとんど残らないことが多い 線状の跡が残る場合がある
麻酔 不要または局所麻酔 局所麻酔
ダウンタイム 1〜2週間 1〜3週間(抜糸あり)
費用目安 約3,000円〜 約10,000円〜
特徴 手軽で痛みが少ない 再発しにくく確実な除去が可能

1-3. 再発ではなく「炎症後色素沈着」の場合もある

除去後に再び色がついたように見えても、それが本当の再発ではないケースもあります。

レーザーや手術後の皮膚は一時的に炎症を起こしやすく、メラニンが過剰に沈着して茶色く見えることがあります。

これは「炎症後色素沈着」と呼ばれ、時間の経過とともに自然に薄くなることが多いです。

焦って再治療を行う前に、皮膚科で診断を受けることが大切です。

2.再発リスクを最小限に抑えるほくろ除去法とは

ほくろ除去のあとに「また出てきた」と感じる人の多くは、母斑細胞が一部残ってしまったことが原因です。

再発を防ぐためには、ほくろの根元までしっかり取り除ける方法を選ぶこと、そしてその人の肌質やほくろの深さに合った治療法を見極めることが欠かせません。

ここでは、再発を防ぐために医師が重視する2つのポイントを紹介します。

2-1. 根元まで確実に取り除く切除手術

切除手術は、ほくろの根の部分までしっかり取り除くことができる方法です。

皮膚をメスで切開し、母斑細胞が存在する層ごと切除してから縫い合わせるため、再発のリスクが非常に低いのが特徴です。

特に直径が5ミリ以上あるほくろや、盛り上がりのあるタイプにはこの方法が向いています。

また、えいご皮フ科では切開ラインを自然なシワに沿ってデザインするなど、仕上がりにも配慮しています。

時間はかかりますが、確実に除去したい方にとって最も信頼性の高い方法です。

2-2. ほくろのタイプ・深さに合わせた治療法選びが重要

ほくろは一見同じように見えても、皮膚のどの層に母斑細胞が存在しているかによって治療の適応が異なります。

たとえば、浅い層にある平らなほくろはレーザーでも十分対応できますが、真皮層に及ぶ深いほくろは切除手術が必要になります。

適切な治療法を見極めるためには、ダーモスコピーなどの専用機器を用いた診断が欠かせません。

医師がほくろの構造を正確に把握することで、取り残しを防ぎ、再発リスクを最小限に抑えることができます。

3. ほくろ除去の施術方法の比較・選び方

ほくろ除去には複数の治療方法があり、それぞれに得意とする範囲や特徴があります。

「どの方法が一番良いのか」は一概には言えず、ほくろの大きさ・場所・形、そして希望する仕上がりによって最適な選択が異なります。

3-1. ほくろの大きさや部位で選ぶ

小さく平らなほくろであれば、レーザー治療での除去が適しています。

短時間で終わり、傷跡も目立ちにくいため、顔や首など目立つ部分の治療に向いています。

一方、直径が5ミリ以上あるほくろや、盛り上がっているタイプは、母斑細胞が皮膚の深い層にあるため切除手術が効果的です。

特に、ヒゲや髪の生え際、まぶたの近くなど繊細な部位では、医師の技術が求められます。

3-2. 傷跡など体への影響の大きさで選ぶ

レーザー治療は皮膚を削るように照射するため、傷跡が比較的浅く済みます。

ただし、深いほくろに行うと再発リスクが上がるため注意が必要です。切除手術は再発の心配が少ない一方で、縫合が必要になるため小さな線状の跡が残ることがあります。

えいご皮フ科では、縫合跡をできるだけ目立たせないように切開を行い、術後のケアも丁寧にサポートしています。

3-3. 費用で選ぶ

費用は治療方法やほくろの大きさによって異なります。

レーザー治療は1個あたり数千円から受けられることが多く、複数の小さなほくろをまとめて除去したい方に向いています。

切除手術は、麻酔や縫合・病理検査を伴うため1万円前後から数万円程度かかる場合もあります。

ただし、確実に除去したい場合や再発を避けたい方には、長期的に見てコストパフォーマンスの良い選択といえます。

  レーザー治療 切除手術
適しているほくろ 小さい・平ら・浅いほくろ 大きい・盛り上がった・深いほくろ
再発リスク あり

(細胞が残ることがある)

低め

(根元まで除去しやすい)

施術時間 数分程度 20〜30分程度
麻酔 不要または局所麻酔 局所麻酔
痛み・腫れ 少なめ 数日続くことがある
ダウンタイム 約1〜2週間 約1〜3週間
傷跡の残りやすさ 目立ちにくい 細い線状の傷が残る場合あり
費用目安 約3,000円〜 約10,000円〜

(大きさ・部位で変動)

メリット 短時間・負担が少ない 再発しにくく、根元からの除去を目指せる
注意点 深いほくろは再発の可能性あり 傷跡ケアと抜糸の必要あり

治療前に、どの方法が自分に合っているか医師とよく相談することが大切です。

4. 再発リスクを防ぐためのアフターケア

ほくろ除去は、治療そのものだけでなく「その後のケア」も結果を左右します。

せっかく取り除いても、アフターケアを怠ると色素沈着や再発の原因になることがあります。

治療方法によってケアの内容は異なりますが、共通して大切なのは「清潔に保つこと」「紫外線を避けること」「自己判断で触らないこと」です。

4-1. レーザー治療の場合

レーザー治療後の皮膚は、表面が軽いヤケドをしたような状態になっています。

治療直後は軟膏を塗り、医師の指示に従って数日間はガーゼやテープで保護しましょう。

かさぶたができても、無理に剥がすのは厳禁です。自然に取れるまで待つことで、色素沈着を防げます。

また、紫外線による刺激で再びメラニンが生成されることがあるため、治療後1〜2か月は日焼け止めを丁寧に塗ることが大切です。

4-2. メスによる切除除去の場合

切除手術では、縫合した部分がしっかりと安定するまで約1〜2週間かかります。

抜糸までは患部を清潔に保つよう注意し、医師の指示どおりに軟膏を塗布します。(シャワーの可否なども含め、具体的な管理方法は医師の指示に従ってください。)

抜糸後も紫外線を避けることで、傷跡の赤みや色素沈着を軽減できます。

また、手術後は皮膚が再生する過程で突っ張り感を覚えることがありますが、数か月かけて落ち着いていきます。

気になる症状があれば早めに相談・通院することが大切です。

正しいアフターケアを続けることで、きれいな仕上がりと再発防止の両方を実現できます。

5. ほくろ除去後の再発を防ぐためのクリニック選びのポイント

ほくろ除去の結果を左右するのは「どんな治療法を選ぶか」だけではなく、「どのクリニックで、どんな医師に治療してもらうか」です。

ほくろは一見シンプルに見えても、皮膚の深さや形によって治療法が異なります。

適切な診断と施術、そして丁寧なアフターフォローがそろってはじめて、再発リスクを最小限に抑えることができます。

5-1. ダーモスコピーによる診断を行っているか

ほくろ除去を行う前に大切なのは、「それが本当にほくろかどうか」を正確に見極めることです。

ダーモスコピー(拡大鏡)は、皮膚表面の構造を拡大して観察できる医療機器で、肉眼では見えない母斑細胞の分布や血管の走行パターンまで確認できます。

この診断を行うことで、皮膚がんの可能性を除外したり、ほくろの深さを推定して適切な治療法を選択できます。

えいご皮フ科では、治療の前に必ずダーモスコピーによる診断を行い、安全で確実な施術を心がけています。

5-2. ほくろの「根っこ」まで理解している医師がいるか

再発を防ぐには、ほくろの構造を正しく理解したうえで治療を行うことが欠かせません。

ほくろは皮膚の浅い層から真皮層の奥まで広がることがあり、表面だけを除去しても母斑細胞が残れば再び現れます。

経験豊富な医師は、ほくろの形や色、厚みを見ただけでおおよその深さを判断し、レーザーか切除かを適切に選びます。

えいご皮フ科では、皮膚科専門医が一人ひとりの症例を丁寧に診断し、根本からの除去を目指しています。

5-3. アフターフォロー体制が整っているか

治療後の経過観察は、きれいな仕上がりと再発防止の両方に関わる大切なプロセスです。

施術後に赤みやかゆみ、色素沈着が見られることもありますが、医師のフォローがあれば適切に対処できます。

えいご皮フ科では、施術後の肌の状態を確認する再診制度を設けており、必要に応じて軟膏処方やスキンケアの指導を行っています。

アフターフォロー体制がしっかりしているクリニックを選ぶことで、安心して治療を受けられます。

6. えいご皮フ科の治療の特徴

えいご皮フ科では、ほくろ除去を「見た目の改善」だけでなく「再発を防ぐ医療行為」として考え、丁寧な診断と施術を重視しています。

患者一人ひとりの肌質や生活スタイルに合わせ、最適な治療方法を提案することで、安全性と仕上がりの両立を目指しています。

ここでは、えいご皮フ科ならではの治療の特徴について詳しく紹介します。

6-1. 治療方法

当院では、「レーザー治療」と「メスによる切除手術」の2つの方法を採用しています。

浅い層にある小さなほくろにはレーザーを用い、短時間で肌への負担を最小限に抑えます。

一方、深い層にあるほくろや再発を繰り返すタイプには切除手術を選択し、根本から確実に取り除きます。

ダーモスコピーで深さを正確に確認し、ほくろの種類に合わせて最適な治療を行うのが特徴です。

6-2. 治療の流れ

  • ①カウンセリング・診察:まずダーモスコピーでほくろの構造や深さを確認します。
  • ②治療方針の決定:レーザーまたは切除手術のどちらが適しているかを説明し、患者様の希望も踏まえて決定します。
  • ③施術:局所麻酔を行い、痛みを最小限に抑えながら丁寧に除去します。
  • ④アフターケア指導:施術後のスキンケア方法や紫外線対策について細かく案内します。

全行程を皮膚科専門医が担当し、初診から完治まで一貫してサポートします。

6-3. 費用

えいご皮フ科のほくろ除去費用は、レーザー治療の場合1個あたり約9,900円〜、切除手術の場合は大きさや部位に応じて4,900円〜(保険適応)が目安です。

費用には麻酔やアフターケアの指導料も含まれており、事前に見積もりを提示するため、追加費用の心配がありません。

また、再発リスクを抑えるための適切な治療法を提案することを重視しています。

※切開手術による除去の場合、手術費用+別途、病理検査料3,000円がかかります。

6-4. アフターケア

施術後は、皮膚の再生を促すために保湿・紫外線対策を徹底します。

レーザー後は軟膏塗布と医療用テープやガーゼで保護、切除後は抜糸までの清潔保持と紫外線ケアが基本です。

えいご皮フ科では、治療後に気になる症状や色素沈着が見られた場合も、受診しやすい体制を整えています。

必要に応じて医師が状態を確認し、早期対応できるよう努めています。

7. まとめ

ほくろ除去後の「再発」は、必ずしも治療の失敗を意味するわけではありません。

母斑細胞が皮膚の深い層に残っていたり、炎症後の色素沈着が起こったりと、さまざまな要因が関係しています。

重要なのは、再発の原因を正しく理解し、自分に合った治療法と信頼できるクリニックを選ぶことです。

えいご皮フ科では、ダーモスコピーを用いて丁寧に診察し、ほくろのタイプに応じた除去方法をご提案しています。

施術後も経過を確認しながら、再発予防と仕上がりの自然さに配慮したアフターケアを行っています。

「前に取ったけれどまた出てきた」「どの方法がいいのかわからない」と感じる方は、一度皮膚科専門医に相談してみましょう。

適切な診断と治療で、長く安心できる結果につなげることができます。