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初診から治療後までがよくわかる!「皮膚科でイボ取り」の基本と注意点

2026/02/06

首や顔にいつの間にかできたイボを見て、「これって取ったほうがいいの?」「皮膚科でイボ取りはいくらかかる?」と手が止まった経験はありませんか?

費用や保険適用、液体窒素の痛み、自分で取る危険性までを、一つずつ丁寧に解説します。

読み終える頃には、今の自分に必要な対応がはっきり見えてきます。

Contents

1. イボが気になり始めたときに知っておきたい基本事項

鏡を見たときや着替えの途中で、「あれ、こんなところにできていたかな」と気づくのがイボです。

診療の現場では、首や顔、わき、体に小さなふくらみを見つけ、不安そうに相談される方が少なくありません。

多くの方が「放っておいていいのか」「自分で取れるのか」「皮膚科に行くほどではないのでは」と迷いながら時間を過ごしています。

イボは一見似ていても、原因や性質はさまざまです。

ウイルスが関係するものもあれば、年齢や摩擦によって自然に増えるものもあります。

大切なのは、「見た目だけで判断しない」ことです。診察では、色や表面の状態、できた時期、増え方を確認し、必要に応じて治療方針を考えます。

「痛くないから大丈夫」「小さいから様子見で」と自己判断した結果、数が増えたりすることもあります。

「もっと早く相談すればよかった」そう感じる患者さんは少なくありません。

イボは、早い段階であれば選べる対応が多く、負担も軽く済むことが多いです。

反対に、気になりながら様子を見ているうちに、大きくなったり増えたりすることもあります。

「これって大丈夫かな」と思った時点で、自分の皮膚の状態を知ることは、安心につながります。

気づいた今こそ、一度立ち止まり、皮膚科で正しく確認することを前向きに考えてみてください。

2. イボの正体と種類の見分け方

イボと一言で呼ばれますが、その中身は決して一様ではありません。

診察室では「全部同じイボだと思っていました」と驚かれることがあります。

正体を知ることは、適切な治療や費用、保険適用の判断につながります。

見た目だけで決めつけず、種類ごとの特徴を整理して理解することが重要です。

2-1. ウイルス性イボと非ウイルス性イボの違い

皮膚科でよく診るのは、大きく分けて二種類です。

  • ウイルス性イボ
  • 非ウイルス性イボ

ウイルス性イボは、ヒトパピローマウイルスが原因で、手足にできやすく、増えたり広がったりする特徴があります。

一方、首や体に多い小さなイボの多くは、加齢や摩擦が関係する非ウイルス性です。

ここを見誤ると、自己処理で悪化することもあり、正確な見極めが欠かせません。

2-2. 首・顔・体・デリケートゾーンなど部位別の特徴

首やわきに多い柔らかいイボ、顔にできる平たいもの、足の裏で痛みを伴うものなど、部位によって傾向は異なります。

そのため、皮膚科では「どこに」「どのような形で」できているかを確認し、それに合った治療方法を選びます。

イボの場所や状態が違えば、対応も変わります。

自己判断で対処せず、皮膚の状態に合った方法を選ぶことが、無理のない治療や再発予防につながります。

2-3. 「イボに芯がある」と感じる場合の考え方

「触ると芯がある気がする」と感じる方は少なくありません。

特に足の裏では、角質が厚くなることで芯のように触れる場合があります。

ただし、すべてが同じ原因とは限らず、見た目や触感だけで判断することは難しいものです。

「芯があるから自分で取れる」と考えて処理してしまうと、痛みが強くなったり、状態を悪化させてしまうこともあります。

少しでも違和感があるときは、自己判断せず、医師に相談しましょう。

3. イボを自分で取る方法は本当に安全か

イボが気になり始めると、「病院に行く前に何とかできないか」と考える方は少なくありません。

市販薬を使ったり、自己判断で処理を試みたりするケースもあります。

しかし、かえって状態を悪化させてしまった結果、治療に時間がかかってしまう場合もあります。

遠回りをしないためにも、早い段階で皮膚科を受診することが大切です。

3-1. ハサミ・市販薬・自己処理で起きやすいトラブル

首のイボをハサミで切った、市販薬を繰り返し塗った、という話はよく聞きます。

こうした方法で多いのが、出血が止まらない、強い炎症が起きる、跡が残るといった問題です。

特にウイルス性イボの場合、刺激により周囲へ広がることもあります。

3-2. 自己処理で悪化・再発しやすい理由

イボは表面だけを除去しても、原因が皮膚の奥に残ると再発します。自己処理では深さや種類を判断できないため、「取れたと思ったのに、同じ場所にまたできた」という経過をたどりがちです。再発や広がりを防ぐためには、最初の段階で適切な方法を選ぶことが大切です。

3-3.  医師が自己処理を勧めない明確な根拠

皮膚科では、見た目・部位・経過を総合して安全な方法を選びます。自己処理はこの判断を飛ばしてしまう行為です。少し遠回りに感じても、最初から専門的に確認する方が、結果的に負担は軽くなります。

4. 皮膚科で行うイボ取り治療の全体像

皮膚科を受診すると、まず「どの種類のイボか」を丁寧に見極めます。

ここが治療の分かれ道です。同じイボに見えても、原因や深さが違えば、選ぶ方法も変わります。

診察の場では、患者さんの生活背景や「できれば早く治したい」「跡を残したくない」といった思いも踏まえて治療を考えます。

4-1. CO2レーザー治療の特徴と向いているイボ

画像引用:https://eigo-hifuka.com/mole_k/

CO2レーザーは、レーザーの熱でイボの組織を蒸散させる治療法です。

首や顔の小さなイボ、盛り上がった良性イボに向いており、周囲の皮膚への影響を抑えやすいのが特徴です。

治療は短時間で、必要に応じて局所麻酔を使います。

「目立つ場所を一度で除去したい」「仕上がりを重視したい」方に選ばれています。

4-2. サージトロン法(高周波治療)の特徴

画像引用:https://hifuka-eigo.com/beauty/surgitron/

サージトロン法は、高周波の力でイボを切除する治療です。

切開と同時に止血ができるため、出血が少なく、組織へのダメージを抑えられる点が特徴です。

やや厚みのあるイボや、根元がはっきりしたものに向いています。

診療では、CO2レーザーと使い分けることで、イボの形状に合わせた処置が可能になります。

4-3. 液体窒素・切除との違いと治療選択の考え方

ウイルス性イボでは液体窒素が適する場合もありますが、回数が必要になることがあります。

切除は検査が必要な場合に選びます。CO2レーザーやサージトロン法は、回数を抑えつつ仕上がりを重視したい場合に適しています。

えいご皮フ科では、これらを組み合わせ、医学的な安全性と見た目の納得感の両立を大切にしています。

気になるイボがあれば、まずは専門的に確認することが安心への近道です。

5. 費用と保険適用の考え方

イボ取りを考えたとき、多くの方が最初に気にされるのが費用です。

診察室でも「いくらかかりますか」「保険は使えますか」という質問は必ず出ます。

ここで大切なのは、「イボの種類と治療方法によって扱いが大きく変わる」という点を理解することです。

5-1. 保険適用になるケース・ならないケース

公的保険が適用されるのは、医学的に治療が必要と判断される場合です。代表的なのはウイルス性イボで、感染や拡大の可能性があるため、液体窒素治療などは保険診療になります。

一方、首や顔にできる良性イボで、見た目の改善を目的とする場合は自由診療です。えいご皮フ科で行うCO2レーザーによるほくろ・イボ除去は保険適用外となります。

5-2. CO2レーザー・サージトロン法の料金目安

えいご皮フ科では、CO2レーザーやサージトロン法を用い、イボの数や大きさに応じた明確な料金設定を行っています。

通院回数を抑えつつ、仕上がりを重視したい方に選ばれやすい治療です。

【イボ・ほくろ除去 料金表(税込)】

区分 内容 料金
レーザー除去 3mm以内・1個 7,700円
  3mm以内・5個まで 33,000円
  3mm以内・10個まで 55,000円
  3mm以内・20個まで 88,000円
  3mm超 1mmごと+2,200円
首イボ除去 5個まで 16,500円
  20個まで 44,000円
  50個まで 66,000円
  50個以上 88,000円
麻酔(希望時) 麻酔クリーム/局所麻酔 3,300円
診察料 初診料 2,200円
  再診料 1,100円

※ 上記表示費用はすべて税込です。
※ カウンセリング・アフターケアは含まれています。

表の内容引用:https://eigo-hifuka.com/mole_k/

5-3. 「イボ取り放題」「当日対応」の注意点

「安いから」「まとめて取れるから」という理由だけで治療を決めると、仕上がりや通院の手間に後悔することもあります。

治療回数、跡の残りにくさ、日常生活への影響まで含めて考えることが大切です。

えいご皮フ科では、料金と治療内容を事前に丁寧に説明し、納得したうえで治療を選べる体制を整えています。

金額を知ることは大切ですが、同時に「自分に合った方法かどうか」という視点も忘れずに考えてみてください。

6. 治療の流れと当日の所要時間

イボ取りが初めての方にとって、「当日にどこまで進むのか」「全部でどれくらい時間がかかるのか」は特に気になる点です。

えいご皮フ科では、診察から治療後の過ごし方まで一つひとつ丁寧に説明し、流れがわからないまま進むことがないよう配慮しています。

初めてでも落ち着いて受けられる診療を大切にしています。

6-1. 初診から治療までの流れ

当日は、まず受付後に問診を行い、イボができた時期や変化、気になる点を確認します。

続いて医師がイボの種類や部位、大きさを診察し、CO2レーザーまたはサージトロン法が適しているかを判断します。

治療内容・費用・経過について説明し、納得いただいたうえで治療に進みます。相談のみで終了することも可能です。

6-2. 当日治療が可能なケースと条件

診断が明確で、治療内容に同意いただけた場合は、当日中に治療が完了するケースが多いです。

数が多い場合や部位によっては、安全面を考慮して回数を分けることもありますが、基本的には短時間での対応を心がけています。

6-3. 痛み・麻酔・施術時間の実際

治療自体は数分から十数分程度です。必要に応じて麻酔クリームや局所麻酔を使用するため、強い痛みを感じることは多くありません。

受付から会計まで含めても、全体の所要時間は30分前後が目安です。

忙しい方でも受診しやすい流れになっていますので、気になるイボがあれば早めの相談をおすすめします。

7. 治療後の経過と再発を防ぐポイント

イボ取りが終わったあと、「このまま放っておいて大丈夫?」「また同じところにできない?」と不安になる方は少なくありません。

えいご皮フ科では、治療後に起こりやすい変化や注意点をあらかじめお伝えし、安心して日常生活に戻れるようにしています。

7-1. かさぶた・色素沈着・赤みの経過

CO2レーザーやサージトロン法の治療後は、赤みが出たり、小さなかさぶたができたりします。

これは肌が治ろうとしている自然な反応です。

多くの場合、数日から1週間ほどでかさぶたが取れ、その後はピンク色や薄い色の違いが残ることがありますが、時間とともに少しずつ目立たなくなっていきます。

「思っていたより負担が少なかった」と感じる方も多い経過です。

7-2. 再発しやすいイボの特徴

良性のイボでも、体質や摩擦の影響で再びできることがあります。

特に首やわきなど、衣類が触れやすい場所では注意が必要です。

「またできたかも」と感じたときは、早めに確認することで簡単な対応で済むこともあります。

放置せず、気軽に相談できる環境があることが安心につながります。

7-3.日常生活で気をつけるべき点

治療後は、無理に触らない、こすらないことが基本です。

入浴や洗顔は普段どおりで問題ありませんが、刺激を与えすぎないことが大切です。

えいご皮フ科では、治療後1〜6か月以内に再発した場合の無料再治療にも対応しています。

「これでいいのかな」と迷ったときは、一人で悩まず相談してください。

小さな疑問を解消することが、きれいに治す近道になります。

8. 皮膚科選びで失敗しないための判断軸

イボ取りは、どこで治療を受けるかによって安心感や満足度が大きく変わります。

診療の現場では、「最初に行ったところで不安が残った」「説明が少なくて迷った」という声を聞くこともあります。

だからこそ、皮膚科選びにはいくつかの判断軸を持つことが大切です。

8-1. 「近くの皮膚科」を探す際のチェックポイント

検索で「近くの皮膚科」と調べると、多くの選択肢が出てきます。

その中で確認したいのは、イボの診療を日常的に行っているかどうかです。

診療内容や説明の丁寧さ、通いやすさは、実際の治療継続に影響します。

何度か通う可能性がある治療だからこそ、無理なく通える距離は大きな要素になります。

8-2. 専門性・説明力・治療方針の見極め方

良い皮膚科の共通点は、「このイボは何か」「なぜこの治療なのか」を分かりやすく説明してくれることです。

診療では、患者さんが納得したうえで治療を選ぶことを大切にしています。

一方的に方法を決めるのではなく、選択肢を提示し、質問にきちんと向き合う姿勢があるかを感じ取ってください。

安心して相談できる医師との出会いが、治療への一歩を後押しします。

9. よくある質問

皮膚科でイボを取るといくらくらいしますか?

費用はイボの種類と治療方法で変わります。

ウイルス性イボに対する液体窒素治療は保険診療となることが多く、診察料を含めても1回数百円〜数千円程度が目安です。

首や顔の良性イボをレーザーなどで除去する場合は自費診療となり、1個数千円〜1万円前後になることもあります。

正確な金額は診察での判断が必要です。

皮膚科でイボを取る手術は保険適用ですか?

医学的に治療が必要と判断されるイボ、特にウイルス性イボは保険適用になるのが一般的です。

感染拡大を防ぐ目的があるためです。一方、見た目改善が主目的の首や顔の小さなイボは自費になることがあります。

同じ見た目でも扱いが異なるため、自己判断せず診察を受けることが大切です。

イボは何科で取りますか?

イボは皮膚の病変のため、基本は皮膚科で診療します。

皮膚科では、そのイボが「悪性腫瘍(皮膚がん)」ではないかを専門的に診断(鑑別)した上で、最適な治療法を選択できる点が最大の安心材料となります。

美容外科は見た目改善が目的の場合に選ばれることがありますが、まずは病気として正しく判断できる皮膚科受診が安心です。

イボをハサミで切ると痛みますか?

強い痛みや出血を伴うことがあります。

根元に血管がある場合、止血が難しくなることもあります。

ウイルス性イボでは刺激により周囲へ広がる危険もあります。

自己処理後に炎症や跡が残り、治療が長引いた例も少なくありません。安全のため専門的処置が適切です。

イボは液体窒素で取れるまで何回かかりますか?

1回で取れることもありますが、多くは2〜5回程度が目安です。

大きさや深さ、免疫反応で回数は変わります。

通常は2週間前後の間隔で通院し、徐々に小さくなる経過を確認します。

体の反応を利用する治療である点を理解すると安心です。

まとめ

イボは見た目が似ていても、原因や治療法は大きく異なります。

自己判断で悩み続けるより、皮膚科で正しく確認することで、無駄な不安や遠回りを防げます。

この記事を通じて、自分のイボを冷静に見つめ直し、安心できる治療選択へ一歩踏み出してもらえたらと思います。