夏のお悩み風物詩?!水虫について

2024/08/29

水虫には3つのタイプがあります

夏のお悩み風物詩?!といえば水虫。

そもそも水虫とはカビの一種「白癬(はくせん)菌」が皮膚に寄生しておこります。3つのタイプがあり、最も多いのは、主に指の間にできる趾間型です。

皮がむけたり、ふやけたようになります。他には、土ふまずや足の側縁などに小さな水疱(すいほう)ができたり、丸く皮がむけたりする小水疱型と 足の裏全体の皮が厚くなってかさかさになる角質増殖型もあります。

水虫はかゆくない?!

水虫は猛烈にかゆい!というイメージがありますね。ですが、水虫のカビは皮膚の一番表面にある角質層にすみつき、いわゆる”アカ”になる部分でしか生きら れません。

ここは神経がないので、かゆみは感じません。つまり、初期段階では「水虫はかゆくない」のです。症状が悪化して深くまで菌がはいってしまうとか ゆみがでます。
かゆみを感じるのは”湿疹”がほとんど。

いくら市販の水虫薬を塗っても治らない場合は、湿疹の疑いがあります。湿疹と水虫の組み合わせという、ややこしい ケースも。水虫かどうかは皮膚科で診断するのがベストです。

水虫を完治させる「5つの鉄則」

まずは敵を知ること

「①水虫の正しい知識の習得」詳しいパンフレットもあるのでお声かけください。次に、

「②絶対に完治する!という強い意志をもち」、

「③根気よく継続治療」をしましょう。「治った」と自己判断で治療を中断するケースが多いですが、必ず再発します。

「④薬は1日1回塗る。」お風呂あがりがベスト。薬をぬることを習慣にする工夫をしましょう。

「⑤家族そろっていっせい治療。」風呂用マット、畳や床と、あちこちに水虫菌は生き続けます。家庭内での感染をなくしましょう。

あなたの水虫度CHECK!

□ 同じ靴を数日間続けて履くことが多い
□ 入浴のとき、足の裏や指の間を丁寧に洗っていない
□ 温泉やサウナ、スポーツジムによく行く
□ 家族に水虫にかかっている人がいる
□ 足に汗をかきやすい
□ 足指の間にすき間がなく、”足じゃんけん”ができない
□ 夏は足の皮がむけたりかゆくなるが、冬場は治まる
□ ストッキングや合成繊維の靴下を履くことが多い

0個~1個:ほぼ水虫になる心配なし
2個~4個:知らずに感染の疑いも。毎日の中で防いで
5個以上:水虫になる可能性大!皮膚科で診断を

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