サブシジョンは痛い?施術中の麻酔と施術後の痛み・ダウンタイムの目安を解説
2026/09/28
ニキビ痕のクレーター治療を調べる中で「サブシジョン」という治療名を知り、気になっているものの、「皮膚の下に針を入れると聞くと、どのくらい痛いのか不安…」と感じていませんか。
この記事では、サブシジョンの痛みに焦点を絞り、施術中の痛みと麻酔、施術後の痛みや内出血がいつまで続くかの目安、注意したい症状のサインまでを、順を追ってやさしく解説します。
痛みの感じ方や経過には個人差があるため、実際の治療については診察のうえで医師と相談しながら判断していくことが前提になりますが、不安を整理する材料としてお役立てください。
Contents
1. サブシジョンとはどんな治療か

サブシジョンは、ニキビ痕の凹み(クレーター)に対して行われる治療のひとつです。
凹みが残るニキビ痕の中には、皮膚の下に「線維性癒着(せんいせいゆちゃく)」と呼ばれる硬いひきつれができ、それが皮膚を内側から引き込んで凹ませているタイプがあります。サブシジョンは、この癒着を専用の針で剥がして断ち切ることで、皮膚が引き込まれている状態をゆるめる治療です。
このように「皮膚の下に針を入れて、癒着を物理的に剥がす」という治療であるため、痛みや内出血が気になるのは自然なことです。
ここからは、施術中と施術後に分けて、痛みの実際を見ていきましょう。
なお、サブシジョンの施術は主に京都御池院、奈良院でご案内しています。
他院での対応可否は担当医師の診療日によって異なりますので、ご希望の場合はお電話にて各院にお問い合わせください。
2. 施術中の痛みは?麻酔はあるの?

サブシジョンは、局所麻酔を用いて行われるのが一般的です。
そのため、施術そのものの痛みは麻酔によって抑えられた状態で進められることが多いとされています。
施術の流れの中で痛みを感じやすいのは、麻酔の注射をする瞬間です。
針を刺すときのチクッとした痛みや、麻酔液が入るときの圧迫感・軽い染みる感覚を伴うことがあります。
麻酔の痛みの感じ方には個人差がありますが、一連の流れの中では、この段階で痛みを意識しやすいとされています。
麻酔が効いたあとは、鋭い痛みとしてよりも、皮膚の下を押されるような感覚として感じることが多いとされています。
これは、サブシジョンが皮膚の下のひきつれを剥がす治療であるという仕組みによるものです。
なお、麻酔の種類や進め方は医療機関や症状の状態によって異なる場合があります。
痛みに弱い自覚がある方は、施術前の診察で遠慮なく伝えておくとよいでしょう。
3. 術後の痛み・ダウンタイムはいつまで続く?

サブシジョンでは、皮膚の下で癒着を剥がす際に、周囲の細かい血管も傷つくため、施術後に内出血が起こりやすいという特徴があります。
あわせて、腫れや、押したときの鈍い痛み(圧痛)が出ることもあります。
経過の目安としては、次のように考えられています。
腫れや鈍い痛みは、施術後数日程度で少しずつ落ち着いていくことが多いとされています。
麻酔が切れた直後は、じんじんとした痛みや違和感を覚えることがありますが、時間の経過とともにやわらいでいくのが一般的な経過です。
痛みが気になる場合に備えて、術後のお薬をご用意しています。サブシジョンは自由診療にあたるため、お薬も自費でのお渡しとなり、施術費用とは別に費用がかかります。
内容や費用については、診察時にご確認ください。
内出血は、青紫色から黄色っぽい色へと変化しながら、数日から1週間ほどかけて薄くなっていくことが多いとされています。
顔に内出血が出ると不安になりやすいものですが、皮膚の下に針を入れて癒着を剥がすという治療の性質上、ある程度の内出血は起こりうる反応であり、内出血が出たこと自体がただちに異常を意味するわけではありません。
ただし、経過には個人差があり、範囲や施術の内容によっても変わります。
ダウンタイム中の過ごし方(冷やし方、洗顔やメイクの可否など)は、施術を受けた医療機関の指示に従うことが基本です。
4. こんな痛みが出たら相談を考えるサイン

通常のダウンタイムの痛みは、日ごとに少しずつ落ち着いていく経過をたどることが多いとされています。
一方で、次のような状態は、通常の経過とは区別して考えたいサインです。
- 痛みが日を追って引くどころか、強くなっていく
- 腫れや赤み、熱っぽさが施術部位を超えて広がっていく
- 施術部位から膿のようなものが出る、発熱を伴う
こうした症状は、細菌感染などのトラブルが起きている可能性も考えられるため、自己判断で様子を見続けず、早めに施術を受けた医療機関へ相談しましょう。
「これは普通の経過なのか、異常なのか」を判断するのは難しいため、迷った時点で連絡してよい、と考えておくとよいでしょう。
5. 痛みへの不安を減らすためにできること

痛みへの不安は、事前の準備である程度やわらげることができます。受診・施術の前にできることを整理しておきましょう。
まず、カウンセリングや診察の場で、痛みが不安であることを率直に伝えることが大切です。
麻酔の方法、施術の進め方、痛みが出たときの対応などを事前に確認しておくと、「何をされるか分からない」という不安そのものを減らせます。
また、施術後は内出血や腫れが10日〜2週間程度続く可能性があるため、人前に出る大事な予定の直前を避けてスケジュールを組んでおくと、ダウンタイム中の心理的な負担を減らしやすくなります。
最後に、痛みの感じ方やダウンタイムの経過には個人差があることを踏まえ、「自分の場合はどうか」を診察で医師に確認することが、不安を減らすうえで有効です。
あわせて、施術後の過ごし方をあらかじめ知っておくと、当日の予定を立てやすくなります。えいご皮フ科では、次のようにご案内しています。
- 洗顔は施術後12時間はお控えください。再開後も、お肌をこすらないようにやさしく行ってください。
- 施術当日は、入浴と、患部への化粧・日焼け止めの使用をお控えください。
- 翌日からは、通常どおりのスキンケア、日焼け止め、お化粧が可能です。
- 激しい運動は1週間程度お控えください。それ以外の日常生活の制限は、翌日からは特にありません。
- 飲酒は、腫れが強くなる可能性があるため1週間はお控えください。
- 施術後は、アクネミックス0.1%を毎晩欠かさず塗布してください。
6. 施術時間・回数・費用の目安
サブシジョンを検討するうえで、痛みとあわせて知っておきたいのが、施術にかかる時間と回数、そして費用の目安です。
施術時間は、1回あたり60分程度です。施術の間隔は3〜4週間に一度が目安とされており、1回で十分な変化が得られれば一度で終了することもありますが、状態によっては2〜3回程度繰り返す場合もあります。効果を感じられるまでの期間には個人差がありますが、おおむね1か月ほど経ってから変化を感じられることが多いとされています。
費用は、えいご皮フ科 京都御池院では次のとおりです。
- 2cm×2cm 22,000円
- 4cm×4cm 88,000円
- 全顔 1回 220,000円
- 全顔 3回 550,000円
主なリスク・副作用としては、内出血、腫れ、赤み、痛み、乾燥、かゆみ、感染、色素沈着、ニキビの悪化などが生じる可能性があります。
このうち内出血・腫れ・赤み・痛みは比較的起こりやすく、多くの場合は数日から1週間程度で目立たなくなります。
完全に落ち着くまでのダウンタイムの目安は10日〜2週間程度ですが、施術の範囲や肌の状態によって差があります。
効果には個人差があり、ごくまれに上記以外の副作用が生じる可能性もあります。
なお、費用は変更となる場合があります。最新の内容は、公式サイトまたは診察時にご確認ください。
7. まとめ

サブシジョンの痛みについて、ポイントを整理します。
施術中は局所麻酔を用いるのが一般的で、痛みを意識しやすいのは麻酔注射の瞬間です。麻酔後は、痛みよりも皮膚の下を押されるような感覚として感じることが多いとされています。
施術後は、癒着を剥がす治療の性質上、内出血や腫れ、鈍い痛みが出やすく、腫れ・痛みは数日程度、内出血も含めたダウンタイムは10日〜2週間程度が目安です。
ただし、痛みが強くなっていく、腫れが広がるなどの場合は、早めに施術を受けた医療機関へ相談しましょう。
痛みへの不安は、施術前の診察で率直に伝えることで軽減できます。
気になることは遠慮なく医師に確認しながら、納得したうえで治療を検討してください。
痛みやダウンタイムが不安な方へ
えいご皮フ科では、サブシジョンを京都御池院でご案内しています。
痛みの感じ方やダウンタイムの出方には個人差があるため、まずは肌の状態やニキビ痕の深さを確認したうえで、施術の内容や進め方をご説明しています。
痛みに不安がある場合も、カウンセリングの際に遠慮なくお伝えください。不安な点を整理したうえで、受けるかどうかを検討していただけます。
えいご皮フ科 京都御池院 https://hifuka-eigo.com/kyoto/
えいご皮フ科 奈良院 https://hifuka-eigo.com/nara/
監修:えいご皮フ科 京都御池院 院長 小森 崇矢
日本皮膚科学会 専門医/日本皮膚悪性腫瘍学会/臨床皮膚外科学会/日本皮膚外科学会
