爪の変形と変色

爪は硬いので骨に近いイメージをもっていませんか。爪はケラチンというたんぱく質でつくられていて、実際には骨ではなく、髪の毛と同様に皮膚の一部なのです。だから、年齢とともに皮膚にしみやしわができるように爪も変化することがあります。
たとえば、2枚にめくれたり、割れやすくなったり、分厚くなったり、また濁って透明感がなくなったり、色も乳白色、黄色、緑色、黒色などに変色することがあります。

爪の変化は年齢によるもの?病気のサイン?!

これら爪の変化は、単に加齢による場合もありますが、栄養不足やストレス、病気のサインであることもあるので、いつもと違うと感じたら注意が必要です。
爪はいったん変形してしまうと新しい爪に生え変わるまでは、その部分はもとに戻りませんし、変形してしまった爪母(爪の根っこ)からはきれいな爪が生えなくなります。できるだけ早めに、正しい診断と病気の場合には治療をおススメします。

ところで、爪は皮膚科で切ってもらえるのをご存じですか。爪が厚くて、一般的な爪きりで切れない、腰を屈めにくい、目が見えにくいなど、ご自分で切ることが難しい方は遠慮なく申し出てください。爪の切り方で巻き爪が悪化する場合もあるので、正しいきり方も説明します。

2015.02.02 15:37

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