紫外線の浴びすぎ、お疲れモードは口唇ヘルペスを誘発します

冬でもないのに、口びるが赤く腫れたり、口のまわりに小さな水ぶくれができたりしていませんか。それは口唇ヘルペスの症状かもしれません。
野外での活動の機会が多くなる5月は、体感的にはとても爽やかですが紫外線量はもう真夏なみ!うっかりUVケアを忘れて出かけてしまうと、思いがけず長時間、強い紫外線を浴びてしまうことに。あまり知られていませんが、この紫外線の浴びすぎが口唇ヘルペスを引き起こす誘因となります。
また春からはじまった新生活の緊張やストレスで、知らず知らずに溜め込んだ疲れで免疫力が落ちているときも要注意です。

こまめに休息、バランスのとれた食事、紫外線ケアを

口唇ヘルペスは単純ヘルペスウイルスが原因で起こります。感染力は強く、直接ふれたり、コップやタオルを介してもうつります。家族が発症したら、タオルなどは分けて使いましょう。とくに抵抗力の弱い新生児に感染すると重症化することがあるので十分に気をつけましょう。
単純ヘルペスウイルスは症状がおさまって、体内に抗体ができても、免疫力が低下すると再発を繰り返します。治療は早めにが原則です。忙しいなかでも、15分ほどの昼寝などこまめな休息をとり、疲れをためないように。再発しやすいひとは、UVケア用のリップクリームなども使ってみてください。

2014.05.01 13:49

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